【PC遠隔操作事件】落合洋司弁護士、「マジメなブログ」と「怒りのツイッター」のギャップが痛々しい
最近すっかり名前と顔が売れた、元検事の落合洋司弁護士。
5月31日の夕方からつぶやき始めた怒りのツイッター(TBS系の番組「アッコにおまかせ!」のスタッフに対し、「もう電話するなよ」「俺はお前らのアシスタントじゃねーよ。馬鹿」など、弁護士とは思えぬ放言で一斉に拡散)が、話題を呼んでしまった。
片山祐輔被告の自作自演劇だとして、落合弁護士の無念の会見劇も記憶に新しい。
ところが、遠隔操作ウイルス事件で「真犯人」を名乗るメールが届いたとして、再び事件に新たな疑惑が浮上。おまけに「真犯人」と名乗る人物が、無理矢理、片山被告のすべてをばらすと脅して、自作自演を仕向けたというのだ。
そんな中で、起こったのが、冒頭で紹介した出来事。
報道とは違って、バラエティ番組なので、以前にも嫌な思いをしているのなら取材を受けなければいいのにと、単純な僕はそう思ってしまうのだが、使命感なのだろうか。
真相も明らかにしてほしいとは思うけれど、それよりも、重大事件を担当している「先生」としては、あまりにも喜怒哀楽が激しく、信用を落としてしまうのではないかと余計な心配をしてしまった(苦笑)。
弁護士にしては、ツイッターとはいえ言葉の使い方がえげつなく、度が過ぎているし、根本的な怒りの原因も、スタッフが礼を失しているのか、ギャランティの問題なのか、わかるようでわからない。
なんとも釈然としない出来事なのである。
そこで、いったいどういう人物なのかと、落合弁護士のブログ「日日是好日」を見に行くと、さすが弁護士。マジメで真剣な活動の記録、といった趣のブログではないか。
うーん、この「マジメなブログ」と「怒りのツイッター」とのギャップがありすぎ。
片山祐輔被告も、最初から印象が今ひとつだし、「えん罪事件の解決」にエネルギーを燃やす落合弁護士の熱意は素晴らしいと思うけれど、思わぬ陥穽に陥ったようだ。