ASKAと栩内香澄美(とちないかすみ)の鍵を握る人物が雲隠れ?
「“キーパーソン”が雲隠れしてしまった」
日刊ゲンダイの記事が波紋と憶測を読んでいる(6月12日)
まずは全文を以下に引用する。
ASKA事件そのものの報道は一服の感があるが、東京・大手町かいわいではそんな怪情報が流れている。
ASKA(本名・宮崎重明=56)と一緒に覚醒剤でパクられた栩内香澄美容疑者(37)は、
昨年1月から逮捕の翌日、先月18日に 辞表を提出するまで、大手町のパソナグループ東京本社ビル内にあるメンタルヘルス会社の社員だった。
「栩内はそこからパソナの子会社に出向していましたが、両社に関係している人物がT氏という女性です。メンタルヘルス会社の役員 でもあり、03年からパソナ子会社の社長でもあった。ところがASKA事件が発覚する直前に社長を退任。そのまま姿を見かけなく なってしまったのです」(パソナ事情通)
T氏はこの子会社の株式を9割近く持っていたが、4月にパソナグループに売却。
T氏自身も、3月27日に社長を退任している。
「3月下旬といえば、ASKA事件の内偵捜査が進んでいた頃ですから、余計に『雲隠れ』なんてあらぬ噂が飛び交うのでしょう。 T氏は、パソナグループの南部靖之代表とも栩内とも親しかったとか、パソナの迎賓館『仁風林』で姿を見たなんて話も耳にしている。 いずれにせよ、何らかの事情は知っているはず。子会社社員によると、T氏は社長在任中も、あまり出社していなかったそうです。 何をしていたんですかねえ」(関係者)
T氏はなぜ退任し、いま現在、何をしているのか? 同社に問い合わせたが、
「分かりかねます。分かる者もずっといません」(広報 担当者)
とけんもほろろだった。
ASKAは容疑を認めているが、栩内は頑として否認を続けているという。鍵を握る女性が“ダンマリ”では、全容解明とはいかない。
(右)栩内容疑者がモデルをしていた(パソナ子会社のHPから)
上記記事にあるように、一部ではキーパーソンとも思われていたT氏が、事件発覚の一ヶ月以上前に、タイミングよく辞めている。
何か会ったと思われるのは当然だろう。
一説には、「パソナルート」が、芸能界薬物汚染をあぶり出す重要な捜査対象という情報もある。
栩内香澄美容疑者がいつ口を割るのか。
一方で、東電OL殺人事件で無罪判決を勝ち取った敏腕弁護士をつけたASKA容疑者の裁判がどうなるのか。
新しい情報は捜査の進展にかかっている。
リーク情報が一切出て来なくなったとすれば、何か水面下での動きがあるのかもしれないけれど、果たして……。