「ASKA転落の原因は飯島愛?」 MDMA、覚醒剤、ビデオ……2人をつなぐ点と線①

昨年(2013年)10月、「週刊文春」が報じた「『シャブ&ASKA』の衝撃」が、e-BOOKとして出ている。ASKAの覚醒剤疑惑を最初に報じた時の、電子版だ。

ご存知の方も多いだろうけれど、文芸春秋の商魂には脱帽。

過去記事が、電子ブックで売れる。

ネタがでかければなおさらだけど。

 

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その「週刊文春」のスクープが、飯島愛とASKAのただならぬ関係

ASKAと飯島愛が不倫関係にあったというのだ。

 

記事によれば、2人で性行為をしている場面を飯島愛が撮影しており、そのビデオが存在するという。

しかも、MDMAを使用して行為に及んでいた、というところがが記事の肝だ。

飯島愛がASKAの大ファンであることは、本人が公言していた。

 

いろんなところですでに書かれているので、詳細には触れない。

ただ飯島愛の死因には、いまも疑問符がついている。

 

編集者としての見聞でいうと、実は飯島愛が書いた『プラトニック・セックス』は、関係者が多くの出版社に持ち込んでいて、実は私の知人編集者も、その原稿を見てみないか、と言われた口だ。

 

ただし、企画のゴーサインがなければ、現物は見せられないとのことで、当時の飯島愛の状況を考えると、どういう内容であれリスクがあると判断するのは、ある意味賢明。

 

過去のことだから、今更ではあるけれど、僕が原稿を渡された編集だったら、と当時よく考えたものだ。

 

そこに「匂い」を感じて本したいと思う編集者の熱意なくして、出版はデキナイ。

 

結局、小学館から出て、あれよあれよという間に、この本は一気にミリオンセラーになったのだった。

 

現在はKindle版(小学館)と大活字文庫で出ている(Amazonで検索可能)。

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飯島愛を知らない世代にとって、どんな印象をもたれるのかはわからないけれど、どんな内容の本かは、知っておいて損はない。

元AV女優という肩書きにひどくコンプレックスを持っていた女性が、タレントとして成功し、有名人になったにもかかわらず、過去の衝撃的な一部始終を明かした本だからだ。

 

以下、『プラトニック・セックス』の解説文より一部引用する。
『プラトニック・セックス』は、飯島愛が飾らない言葉で過去の自分を冷静につづる自伝。

家出した彼女は、水商売で得たお金を湯水のように使う。

「ただただ憧れていた装飾品もブランドも、見栄を張るための道具、空っぽな自分を着飾るための必需品だった。

そのときはそういう哀れな自分に気づいていなかったのか、気づきたくなかったのか」 

「彼の望むことにできる限り応えてあげたかった。彼が体を売るのをやめるかわりに、私は、あれほど嫌がっていたオヤジと寝てお金を稼ぐ女になっていった」 

こんな人生を変えるきっかけとなったのが、アダルトビデオへの出演だった。

留学したいと思い焦がれたニューヨーク。その資金作りのために舞い込んできたビデオ出演をOKする。

そのうちに深夜番組を経ていつの間にかタレントの道を歩む自分がいた。 

いままで語ることのなかった壮絶な過去をストレートに表現しているため、内容は少々過激だ。

しかし、思春期時代の紆余曲折を経て家族との絆を取り戻した飯島愛の自伝には、誰しもが共感できる心の葛藤が描かれている。(望月真弓)

②へ続く

 

 

 

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