終わりなき旅
ミスチルの歌の話ではない。
でもミスチルの歌の世界に近い。
高い壁を目の前にして、逃げるか、とどまるか、破壊するか。
人は常に行動を逡巡して、壁の目で嘆息する。
終わりのない旅が人生なら、死ぬまですべてはプロセスに過ぎない。
プロセスに生きるならそれはそれでいい。
人は産まれた時から、死へ向かって生きる。
生まれ時から、死を迎えることは決まっている。
どう生きるか。
わかっている。
どこまでも人のために生きるのだ。
自分のため、といいながら、誰ともつながっていない人など存在しない。
自分のため、とは人のために生きることと同義だ。
ここをはき違えたとき、つかの間の成功に酔いしれて、
人は破滅への道へと向かう。
きょう、思ったこと。気づいたこと。
人はみな、心の底で知っているのに、知らない振りをして自分の幸福だけを追う。
それが不幸へのパスポートだと、本当はわかっているのに。