会社整理の現状を語る「与沢翼の告白」第二弾に思う
与沢翼が語った告白、第二弾
なんであれ、事実を事実として知るということ。
与沢翼さんにとっても、塾生にとっても、マスコミのパパラッチにしても、
まずは起こった事実を把握すること。
４月３０日深夜の報告によれば、着々と本社移転の準備は進んでいるようだ。
マスコミ数社の取り巻き取材などもあったようで、
いずれ紙媒体も含めて、あらん限りの非難中傷がいろいろ出てくるのだろう。
僕は奇麗事を言うつもりはない。
ただ、一個人として、
ネットスキルを一から学ばせてもらった恩義を忘れることは絶対にない。
報恩に、年齢も、経験も関係ない。
人間の人間たる所以である根本が報恩であると僕は信じている。
僕も、人生の大半をかけて築いたものをいったん失い、
すべてを白紙に戻す経験と決断をした。
何度も死を考え、ホームに立ち、身を投げ出そうとした。
それでも立ち上がることができたのは、
自分が守るべき大切な最愛の者たちと、
信じてくれる仲間たちがいたから。
人生の戦いとは、最後の最後に勝つかどうか。
その意味で、途中など、いかなる成功も、富も、華やかなりし生活も、
たかがプロセスにしか過ぎない。
「面白きこともなき世を面白く 住みなすものは心なりけり」
若くして散った高杉晋作の辞世の句。
人は、己の死を前にしてすべてを知る。
世評ほど適当なものはない。
あらゆる出来事の因は自分自身にある。
すべては自分自身の投影。
すべては自分が変わることからしか始まらない。
あなたと同じ言葉を語った哲学者の言葉を、
送りたい。
なんの影響力もない、ただのブロガーの独り言。
以下、与沢翼氏がフェイスブックで明かした会社整理の現状に対する告白を、
全文引用する。
本日、黒崎ビルを撤退し、グループ会社内、アイランドタワー４１階に移転致しました。写真は、引っ越し途中のオフィスです。
これから、再建して参ります。
潰れろと言われるまでは、遅れることあれど、負債は、全てお支払していきます。
住宅は、借りることはせず、お世話になれるところを見つけました。
５月１日、明日より、全力で始動します。
まず、私がしなければならないことがございます。
それは、２月末日に、債務整理の受任通知が送られてきたカード決済代行会社セールスエンジンへの売掛金約３千万弱の回収です。
これまで資金繰りの厳しさや自分の見せ方の維持の困難さから脱力状態になっており追及のエネルギーがなかったのですが、皆様に全てを告白させていただいたことで、本当に失うものがなくなり、活力を徐々に取り戻しつつあります。
昨日もマスコミ５社の取材を受けたり、オフィス周辺で週刊誌さんに張り込みを受けたりと、詰問に次ぐ詰問から一時精神が崩壊しかけましたが、過ぎ去ってみると批判され、詰問されればされるほど、これまでの価値観が良い意味で崩れ去りました。
まずは、売掛金はどこに行ったのか、それを回収することも滞納金支払いのための重要な方途であります。
本日、債権者の代表者として初めて私自ら、株式会社セールスエンジンの破産手続きの遂行を受任された谷田部法律事務所の谷田部弁護士に電話をさせていただきました。
驚くべきことに、２月２６日の受任から２か月が経過しましたが、セールスエンジン社長さんからは、債権者リストや債権額の報告が未だないとのことで、破産申請は行われていませんでした。
つまり宙ぶらりんです。
本日来所予定だったそうですが、延期されたとのことです。
債権者は７社のみだということですので、とても違和感を覚えました。
デジタルデータでシステム管理していた決済代行会社さんが、債権額を把握できないことはありえず、また、７社の債権者というのは非常に債権者数としては少ない数です。
今も社長さんが代表印、銀行員、通帳を持たれているそうです。
われわれのお客様が決済を切った後、３日後には、株式会社セールスエンジンに大元の会社から入金がなされているとの情報を得ており、実際に、受任をされた２月２６日以降にも我々はお客様に決済をしていただいており、事実上の倒産後も入金がなされているはずでありますから、破産申立人弁護士の先生には、通帳、印鑑を預かっていて欲しかったです。
にもかかわらず、本日時点で、代表者さんが保有しているのでは、回収は全くできません。サーバー代すら払えないとのことでしたが、私たちがお送りした大きな売上入金があってもサーバー代が払えないのでしょうか。
受任通知には、以後、債務者に直接取り立てを行わないようにと書かれていましたから、元従業員さんから話を伺った以外は一切何もできず、破産手続きが開始されるのを、ずっと待っていたわけですが、本日電話をしてみれば、債権者リストすらも受け取られていない、通帳も印鑑も代表者さん保有のまま、弁護士事務所からご連絡は一切なく、結果進展もなかったです。
待っている意味がなかったです。
罪人である私や以前倒産し、今も一歩間違えば破産しそうな私が言えること、人を責められる立ち場ではないと思います、でも必至なんです。経営危機に直結した原因でもあり、連鎖倒産直前の状況に追い込まれてしまった以上、売上を返していただきたいんです。
もし、こちらを返していただければ、そのまま納税や支払いを全額したいです。
本当に窮地です。必死です。
相手方弁護士の方には、説明する義務や財務資料を開示する義務はない、とはっきり言われました。
債務者が、リストを持ってこないから仕方がない、と言われました。
では、我々としてはどうすればよいのでしょうか？
資本金１００万円、レンタルオフィスでの営業、従業員数名以下の会社だと後で情報を得て知りましたが、なぜ、手数料数％以下だけが正当に受け取れるはずなのに、私たちの売上全額、おそらく負債総額１億近くが、消えてしまい、どの支払いにいくら必要だったのかを知りたいんです。
サーバー代すら払えないということでしたが、小規模事業者だったのは事実ですから、どこにそれだけのコストがかかっていたのかを知りたいのです。
そういう会社にカード代行をお願いした我々が悪いと言われればそれまでですが、同じ業界で仕事もしたことのある知人で、先方から営業を受けたので、弊社役員が契約をさせていただきました。
私たちは今まさに倒産しかけました。
返してもらわないと、こちらも多くの方に迷惑をかけてしまうんです。
どう考えても、破産申し立て受任後の手続きが適正であるように思えません。
また、我々の売り上げをどこにお支払になられたのか、教えて下さい。
情報がないと圧倒的に不利です。社長、出てきて情報だけ欲しいです。
本当にもうすっからかんでないなら、私たちも何も言えません。
諦めます。次を見ないと。
でも御社の売上は決済金額の数パーセントです。残りの９６％以上の弊社の売上はどこに消えたのか。それだけが知りたいです。
FXをやられていた方ですが、資金調達として、投資に回っていないことを祈っています。
また、もう一つの問題。
グループ会社副社長の紹介で月利５％～１０％という海外FXのお振込みをし、１か月で９０％元本がなくなったという件ですが、こちらも、戦っていきます。
なお、こちらは、知人の蝶及舞さんが主催なされております優雅セレブリティ倶楽部のことではございません。
私が損失を出しているのは、香港やロシアなどの海外FXをやっている日本の投資会社の商品です。今は、まだ事件性の証拠などが取れていないので、会社名、個人名などは挙げませんが、対応して下さらない場合、経緯や商品名等全てのプロセス情報を発信していきます。今の私の状況では、徹底的に追及させていただく他ないんです。返してもらえたらそのまま支払えるからです。
この状況下で、また次の顧客へと新しい商品を薦めているそうですが辞めた方がいいです。もうこれ以上は。
金融危機が起こった、元本は戻せないの一点張り。
戻していただかないと、ダメなんです。
元本を戻して下さい。
お願いします。
なお、事業の売上を止めてしまったら本当に終わりになってしまいますので、お仕事をしていかなければなりません。
そこで、私としては、これまで規模が小さいという理由で意にも介さなかった少額（１０００円以下）の月次課金のメルマガと動画チャンネルを、とても小さな規模ですが、始めさせていただこうと思っております。
この２年半に、私が何をみて、何を考え、どうして、お金を持ち、最後に転落していったのか、私の失敗から得られた教訓や、お金、女性、お酒に狂っていった自分の当時のエピソードを赤裸々にお伝えさせていただく。私の失敗から出ないとは思いますが、二度と第二の与沢翼となる人が現れないように。
すぐできることは、もうこれしかありません。
また商売か、と批判をいただくと思います。でも、商売をすぐに開始しないのであれば、全部を捨て、破産するしかありません。
だから、小さな価値を多くの人に受け取っていただくことをやっていくのが自分の責任でもあります。
ただ、高額商品と呼ばれるものは、今後、私の人生ではやらないと決意しています。
ご支持いただけることはないかもしれませんが、どうか、再スタートさせていただくことをお許し下さいますよう、お願い致します。
また、現状がとてもひどいにもかかわらず、ずっとエールを送って下さる与沢塾１期～３期の３０００人に及ぶ皆様、特に３期のみんなや家を貸して下さったり、再建にご協力いただいている友人の皆さま、本当にありがとうございます。
生まれ変わって、恩返しをしていきます。
できることは全部やりますので、今しばらくお時間を下さい。
長い長い戦いになりますが、一つずつの軌跡を残しながら、頑張って参ります！
今回ばかりは、一切の批判に反論も弁解もできず、本当に反省しています。
青い空を見ると、たまに死にたくなるときもあります。
死ぬほど、私を叩いて下さい。
与沢 翼
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