CHAGE、広島ファンミーティングで「アイシテル」熱唱の理由

CHAGE and ASKA。

伝説のデュオ。

5月17日、ASKAが覚醒剤を所持していたとして逮捕、送検された。

いち早く当サイトでも速報を流したけれど、案の定、テレビはお祭り騒ぎだ。

19日の「特ダネ」(フジテレビ)では、最近のチャゲアスが全く売れていない情報を流していたけれど、直近のCDは18000枚だという。プレスなのか実売なのかはわからない。ミリオン連発、累計3000万枚を売り上げているチャゲアス。トップアーティストの現状としてはあまりにもさみしい。ソロ活動のASKAも鳴かず飛ばず。

アーティストがクスリにはまる典型的なパターン。かといって誰もがそうなるわけではない。

もっともテレビドラマやCM、映画などとのコラボなくして大ヒットが出ない、音楽業界の苦悩とダブる話でもある。

ダウンロードは増えてもCDが売れない。構造的な不況は、音楽業界も出版業界も同じだ。

そこで起こったASKAの逮捕。いま売れていないとはいえ、関係各方面への影響は甚大だ。

 

チャゲアス凋落の原因

 

2000年の韓国ツアーの失敗にはじまり、一気に沈んだチャゲアスは、地道に音楽活動を続けるCHAGEに比べ、一発をを狙うASKAのヤク漬け生活で、すきま風が吹いていた。

模索していた計画や進んでいた案件も、昨年の週刊文春の告発記事によって、すべてが流れたという話もある。

芸能界の薬物汚染問題はともかく、売れなくなったとはいえデュオとして根強いファンをもっているチャゲアス。

僕の10代後半から20代と完全にだぶるチャゲアスの「現在」は、あまりにも淋しすぎる。

 

ASKA薬物事件の真相は?——記事まとめ

 

以下代表的な記事から一部引用する。

ASKA容疑者宅から薬物検査キット押収 捜査関係者「ドスグロだ」
<スポニチアネックス 5月19日(月)7時1分配信>

Unknown-1警視庁組織犯罪対策5課が押収したのは「アキュサイン」と呼ばれる薬物の簡易検査キット。プレート上に尿を2~3滴落として数分待ち、現れる線の数の違いで陽性か陰性かを判定する。これが東京都目黒区内のASKA容疑者宅から、未使用の状態で10個見つかったという。

同課はASKA容疑者が日常的に覚せい剤を使い、発覚を免れるため自ら検査していたとみて捜査。使用容疑での立件も検討している。捜査関係者は「昨年8月に週刊誌で薬物使用疑惑が報道された後に入手したのではないか」とみている。

アキュサインは病院や警察で使われるもので、市販されておらず、入手は難しい。同課は、覚せい剤などとともに暴力団関係者が供給源だった可能性があるとみて、入手ルートを調べている。

入手困難な検査キットを所持していたことや、薬物の押収量が多いことから、捜査関係者は「重度の中毒者ではないか。クロどころかドスグロだ」とあきれ顔で話した。

 

ASKA容疑者と共犯の37歳女、ネットに続々“情報”上がる(スポーツ報知 5月18日(日)7時3分配信)

ASKA容疑者と逮捕された栩内(とちない)香澄美容疑者は37歳の会社員。自宅マンションは東京メトロ・表参道駅から徒歩3分で、一般的なOLの収入では手の届かなそうな都心の1等地にある。ASKA容疑者はこのマンションに足しげく通っていたようで、2人は知人の域を超えた親密な関係だったといえる。

日本全国で200人程度の珍しい名字。2011年に化粧品の利用者レビューで、黒髪の清楚(せいそ)な同姓同名の美人が顔写真入りで、まつ毛のメークについて書き込んでおり、インターネット上では「同一人物なのでは?」との声が上がっている。

 

坂上忍、ASKA容疑者逮捕に「個人事務所は怖い」<デイリースポーツ 5月18日(日)11時7分配信>

タレントの坂上忍(46)がASKA(本名・宮崎重明)容疑者についてコメント。個人事務所の設立が、事件の遠因になったとの見方を示した。

坂上は「新聞とか読んだら、ASKAさんは個人事務所みたいで。全然比較にならないですけど、僕もずっと個人事務所なんですよ」と共通点を挙げた。その上で「やっぱり個人でやってると、いろいろ言われなくなって来るじゃないですか。自分より目下が多いから。やっぱり不安なんで、自分の方から必ず聞くんですよ。『これでいいのか?』って。ちゃんと意見を吸い上げて、それで最終的に自分でジャッジしたりするんですけど」と、自己を律する方法論を語った。

 

Chageの忠告届かず…「ヘンなモノはやめろよ」(スポニチアネックス 5月18日(日)5時38分配信)

最悪の事態を予期して忠告していた。昨年6月の休養発表前、2人は衝突。ASKA容疑者が繰り返す異常な言動をChageは心配し、「いいかげん、ヘンなモノはやめろよ」と注意した。それに激高したASKA容疑者が、Chageを殴りつけたという。警察沙汰にはならなかったが、デビューから35年を共にした仲は簡単に引き裂かれてしまった。

そのきっかけとなったドラッグ。ASKA容疑者が手を染めたきっかけは何だったのか。違法薬物に本格的にハマったのはここ10年とされる。その当時、チャゲアスは韓国公演を失敗した。2000年8月のことだ。

日本語CDが未解禁の時代の韓国。チケットは全く売れず、クールな振る舞いで知られるASKA容疑者さえも、「売れなくて焦ってる。今から手売りに行きたい」と現地で訴えるほどだった。2日間公演したが、日韓文化交流のために寄付金を出した上、ギャラはゼロ。結果的に、前所属事務所は負債を抱えて倒産。90年代にヒットを連発した2人が、一夜にして転落してしまったのだ。

チャゲアスは所属事務所の倒産後、親会社のロックダムアーティスツに移籍した。だが、その後、チャゲアス、ソロを通じて、大きなヒット曲は生まれていない。

 

CHAGEの思い

今回の一連の騒動で、僕が興味をもっているのは、ASKAよりもCHAGEのほうだ。

5月18日、広島のライブハウスでCHAGEのファンミーティングが開かれた。

350人のファンを前に「アイシテル」を熱唱。

ライヴ終了後、メディアに囲まれたCHAGEは、

「突然の事でまだ頭の整理はつきません」

「今日までASKAの回復を待ってきましたが、このような事態になり大変残念です。突然の事でまだ頭の整理はつきません」とコメント。

困惑と苦悩は、人知れずASKAの復活を信じてきたCHAGEのほうが深いかもしれない。

当事者であるASKAのアーティストとしての苦悩はわかるけれど、結局クスリに逃げた。

いままでの言い訳がすべてウソだっただけに、あまりにもイタイ。

CHAGEの苦悩は、ライブで「最初に歌わせてください」と言って熱唱した「アイシテル」に現れている。

 

いままでもヤク漬けから復活した芸能人、アーティストはいる。

けれど、再び、クスリと芸能界の関係が取りざたされるのはもはや避けられない。

繰り返される薬物事件。闇は深い。

 

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